ビジネスアイデア概要

私は「労働しなくてもいい世の中」を実現するために、「表現されていない考えの欠けらを集めるデジタル資料館」のようなプラットフォームを展開したいと考えています。

私は労働に適応するのに非常に苦労してきました。
労働が苦手な人も沢山見てきました。
その経験を通して次のようなことを確信するようになりました。
「労働の苦手さは、本人の努力や考え方で軽減される部分も0ではないけど、それだけではどうにもならないことが多い」

ですが、今の世の中では、労働が苦手な人も労働中心の生き方を強制されてしまいます。
そのため、労働が苦手な人は、労働という終わりのない苦しみに耐え続ける人生となってしまいがちです。
それはあまりに悲し過ぎると私は思っています。

だから私は「労働しなくてもいい世の中」の実現を目指したいと考えています。
一昔前とは違い、労働時間や労働者の数が生産力と直結している時代は終わりつつあると思います。
学習をしたり、創造性を発揮するほうが、生産力が上がりやすい時代になってきていると思います。
ですので、労働しなくてもいい世の中を目指すことは十分に可能だし、そちらのほうが社会全体の経済成長にも繋がると考えています。

そのためのビジネスとして、「自分で一次情報を読み解きたい人」に様々な人の「表現されずにいる考えの欠けら」を「安全に利用できるデータベース兼プラットフォーム」として提供したいと考えています。

もう少し具体化すると以下のような感じです。

ビジネスとしての顧客は、「他人の解釈を通さずに自分で一次情報を読み解きたい人」です。
起業家や事業開発をしている人、研究者、調査員、社会活動家、UI・UXデザイナー、AI開発者などを想定しています。
一方で、元となる情報を提供してくれる協力者も必要です。
そちらは「自分の思いや考えを表現しにくい人」を想定しています。
面白いことを考えたのに実行が難しい人、結論を出さずに考え続けることが好きな人、誰も興味を持たないようなことに夢中になっている人などを中心に利用してもらえたらと考えています。

なにを提供するのかというと様々な人の「表現されずにいる考えの欠けら」です。
成功した人や有名な人の立派な考えは、世の中に溢れています。
でも、私が提供したいのは、そうではない人々の考えの欠けらです。
それは未完成な考えかもしれないし、誰も耳を貸さない考えかもしれません。
でも、その中にこそ、新しいアイデアや重要な視点が隠れていると思っています。
私はそのような「表現されていない考えの欠けら」を集めて提供したいと考えています。
それによって「誰もが生きているだけで意味を生み出し続けている」という事実を、少しだけでも可視化できたらと考えています。

では、どのように提供するのか?
ChatGPTなどのAIとの会話ログに含まれる個人情報などをローカルで一括置換できる仕組みを作り、匿名化された会話ログを簡単かつ安全に共有・検索・タグ付けできるプラットフォームを作ることで提供したいと考えています。
意外に思うかもしれませんが、AIとの会話ログから個人情報を一括で置換してから、共有できるサービスは、今のところ、まだ世の中にないようです。

現時点では、まだ試作品もできていない段階です。
まだまだ先は遠いですが、少しでも気になる部分がありましたら、時々このブログを見に来ていただけると幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。